昨日、都内の認可保育園の事務室で5時間ほど執務してきました。この状況下でも認可園の対行政事務は止まることはないどころか、むしろ急増していますので…。
さて、保育園は、常時濃厚接触を繰り返している現場と言っても過言ではないのですが、現場の緊張感はものすごいものがあります。
保育士さん一人ひとりもそうですが、ある程度の規模の保育園には看護師さん1人ないし2人が配属されており、園全体の保健を担っているのですが、その看護師さんの負担が尋常ではありません。
この状況では、平時より業務量が増えるのは想像つくと思いますが、その責任をたった一人で背負っていたりするのです。彼女たちは決して顔には出しませんが、精神的負担は計り知れないものがあると思います。
休園にするのか、登園自粛要請にするのか、自治体によって判断が分かれていますが、勤務先やご親戚との相談次第で、もし家庭保育が可能になる場合は、子どもを守るためにも、登園を控えるべきです。
現在、SNSで保育園関係者が「保育園を休園に」とハッシュタグを立て、声を上げていますが、彼女・彼らは、自分たちが休みたいから言っている訳ではありません。大切な子どもたちを危険から遠ざけたい一心で言っているのです。
そして、第三者の私から言わせていただきますと、彼女・彼らにも大切な家族・友人があり、その人たちにとっては皆かけがえのない存在です。
どうかそのことを踏まえて、各家庭で今一度保育の必要性についてお考えいただければ幸いです。
一刻も早く事態が収束し、子どもたちが伸び伸びと過ごせる保育園の現場が戻ってくることを心から祈っています。
特定行政書士 寺島朋弥