コンプライアンス研修|ブログ

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>1月>2023

コンプライアンス研修

先日、現役の保育者向けのコンプライアンス研修というものを実施しました。

通常、こういった園内研修の類は、顧問先の園でしか実施しないのですが、今回は準備の時間をたくさんいただけたこともあり、何とか協力させていただくことができました。

子どもの人権から始まり、個人情報保護と守秘義務がメインのつもりが、昨秋以降次々と保育園の問題が発覚したことで、急遽「虐待と不適切保育について」というテーマで話して欲しいというオーダーがあり、年末年始に大きく作り替えたりしました。

ところが、虐待や不適切な保育といった、保育の実践に関わる部分は、素人の私が一方的に話すようなことではありません。

そこでグループワークを中心に、皆様の発表を通して議論を深め、各々が考えるというスタイルを取ったところ、大変熱心に話をされ、考えさせらる意見が次々と出ていて、私自身もとても勉強になりました。

保育制度の専門家という立場で現場の人たちと学び合い、現場の声を持ち帰ったうえで更に探究し、現場の代弁者になるというのも大事な使命ではないかと思えました。

今後も準備時間とタイミング次第で、こういった仕事も積極的に受けていこうと思っています。

特定行政書士 寺島朋弥

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2023年1月19日8:36 PM0件のコメント

話題の!処遇改善等加算Ⅲのお話…のつづきの話

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

さて…前回、処遇改善等加算Ⅲが令和4年10月から始まり、申請が大変!というお話をしました。

また、既に申請をした、とある都道府県の自治体へ申請があるのか…という心配なお話も。
これに関しては、令和5年1月4日時点版のFAQで、改正前の様式で加算申請した場合、「改正後の様式で改めて加算申請を行うことは不要です」※とあり、処遇Ⅲを再計算して提出することは不要となりました。良かった良かった…そもそも、都道府県も自治体も、この時期に全園分の再提出があったら大変なことになりますよね。

しかし、令和5年1月の現時点で、処遇改善等加算申請が大変!ということは変わりがないです…国の通知を待って動き出した都道府県が自治体に様式を送って…各自治体が独自に様式へ加筆・修正等をし…保育園に送付…処遇改善等加算申請締切が1月中旬~末に重なり、大変なことになっています。

さらにさらに…令和4年人事院勧告に伴う対応として、令和4年度4月から9月までの保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業の補助金の、国家公務員給与改定対応部分に関して、令和4年度中に調整を入れる可能性があります。こちらは、自治体さんが大変な部分なのかと思います。

昨年度の1月もいろいろありましたが、処遇改善等加算Ⅰ・Ⅱ・Ⅲについては、当分大変な状態が続くのかなと思っています。

引き続き、頑張ります!!

特定行政書士 久保祥子

※FAQによると、①令和4年10月以降に、利用定員の変更等により加算額を改めて算定し直す場合と、②令和4年10月以降に新たに加算Ⅰ・Ⅱの取得を行う施設・事業所については、改正後の様式を用いて加算申請を行うことになります。

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2023年1月8日8:55 PM0件のコメント