加除式図書
行政書士事務所を開業すると、必ず営業が来る加除式図書。
うちも実務に必要なものをいろいろと購入していますが、今日はその中でもちょっと変わったものをご紹介します。
おそらくこの3冊を持っている行政書士事務所は無いのではないでしょうか。
加除式図書は1冊の維持費が年間8千円ほどかかりますので、この3冊だけで毎年2万4千円(概算)必要な計算になります。法改正が少ないと追録も少なくなり、当然維持費も低くなりますが、児童福祉関連法はここのところ毎年のように法改正されていますから…。(苦笑)
それでも士業事務所が加除式図書を重宝する理由は、法改正に自動対応してくれ、改正があった部分だけ差し替えることができるから。
専門分野であれば法改正があったことを知らないなどということはあり得ない話ですが、資料を調べる際、うっかり古い情報を信じてしまうといったことがあると、考えるだけでも恐ろしいことになってしまいます。(だからこそ新旧入り交ざっているインターネットはとても怖いです。)
それ故に、六法といった法令集を毎年買い替えるのは当然として、加除式図書によっていつでも安全な情報を調べられる環境を持っておくことは大切だと思います。
もちろん、加除式であっても、法改正から追録発行までは当然タイムラグが生じ、施行日に間に合わないことだってありますので、法改正に対しては常に緊張感を持って意識しておく必要があることは言うまでもありません。
なお、行政書士開業直後の新人の方は、一度にあまり買いすぎると維持費がかさんでしまいますので、よほど専門分野が特定されていない限りは、民事系の基本的なものだけで十分なのかなと思います。(許認可全般のもありますがどうなんでしょうね…。)
ぜひ書籍を有効活用して、プロとしていい仕事をしていきましょう。
特定行政書士 寺島朋弥
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