要録について
幼児教育・保育施設から小学校へ申し送りするための書類として、「要録」というものがあります。
幼稚園幼児指導要録、保育所児童保育要録、幼保連携型認定こども園園児指導要録、認定こども園こども要録の4種類があり、施設に応じて名称に違いはあるものの、基本的な目的は同じですので、特に最終学年もののはほとんど項目も同じです。
幼稚園系は教育施設という観点からも、毎年度作成されますが、年長さんしかまとめない保育所であっても、児童票として育ちの記録は残っていますので、どちらのほうが優れているというものではありません。
私は、家庭の経済状況で幼児教育に差が生じるのはおかしいと思っていて、その観点でそれぞれの指導計画について勉強しているうちに、要録に書かれている園児一人ひとりの姿こそが、その園の集大成であることに気づきました。
行政書士としてその部分に直接関わることはないのですが、私どもは各園の理念に沿って園児一人ひとりのために運営のお手伝いをさせていただいているので、指導計画から要録までの一連のスキームをしっかりと学び、普段の業務に役立てていきたいと思っています。
今年はコロナの影響で、そういった幼児教育・保育に関する公開講座などに参加する機会がなくなり、本当に残念ですが、それを言い訳にせずに、書籍を読み漁ってしっかりと学んでいきたいと思います。
特定行政書士 寺島朋弥
2020年7月30日1:42 PM〔0件のコメント〕
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