まるで新年度
今朝は息子たちが2か月ぶりの登園ということで、担任の先生へのあいさつがてら、送りに行ってきました。保育園は“おしたく”の勝手が分からない保護者であふれ、新しい保育園ということもあり、先生たちもまだ慣れていない感じで、まるで4月1日さながら。特に二男が保育される1歳児クラスは壮絶で、出社してから顧問先に確認しても、どこも今日から登園児が急増していて、バタバタしているようでした。
保育園の事故は、1年を通して4月が一番多いと言います。子どもたち(特に乳児)が慣れていないことによるストレス、新規開設園が多いこと、新任保育士さんたちが多いこと等さまざまな要素が重なり、どうしても4月はトラブルが起こりやすいのです。
例えば、1歳児クラスの国基準では1人の保育士さんが6人の子どもを見ることになります。そして、一般的に1歳から保育園に通い始める子が多いので、朝は親と離れるのが寂しくて泣きわめく子たちばかり。(うちの二男も凄かったです……。親の立場でもあれはツライです……。)寂しくて泣いている子は、当然抱っこであやさなくてはならないわけですが、1人で6人の子どもを抱っこできる訳ありません! 国の最低基準は、どう考えてもおかしいのです。

もちろんこの時期は、どこの保育園も乳児クラスは補助者を活用するなどして、手厚い保育をしています。じっくりと時間をかけて慣れ保育(“慣らし保育”とも言います。)を行い、徐々に保育者と子どもたちの関係を作っていく期間です。
つまり、コロナ禍で4月と5月にほとんど保育が行われていないので、このままコロナが落ち着くとなると、今月がその4月(新年度)みたいなものです。私たちも様々な保育園で第三者委員を務めておりますが、より緊張感をもって各園との連絡を欠かさないようにしていきたいものです。
1日も早く、本当の意味での日常が訪れますように――。
特定行政書士 寺島朋弥
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